製品規格に適合しないlisocabtagene maraleucelを被験者に投与する拡大アクセス試験(EAP)

目的

本治験の主要目的は、不適合lisocabtagene maraleucelの安全性を評価することである。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫


治験フェーズ

フェーズ3

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上上限なし


選択基準

1. 治験開始前に、同意説明文書の内容を理解し、自由意思により署名できる被験者及び/又はLAR。

2. 再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫であり、担当医師の評価に基づき、承認された添付文書に基づきlisocabtagene maraleucelの投与に適格である被験者。

3. 同意説明文書への署名時点に18歳以上である被験者。

4. 市販品としての投与を意図してlisocabtagene maraleucelの被験者自身のバッチが製造されたものの、最終的な製造品が市販製品としての出荷基準を満たさなかった被験者。治験依頼者の社内レビュープロセスにより、不適合lisocabtagene maraleucelを本EAP治験の下での投与に向けて出荷してもよいと判断されている。

5. 被験者との話し合いにおいて、再製造(白血球アフェレーシス及び製造の再実施等)が実行不可能である、又は担当医師の評価に基づき臨床的に不適切であると判断されている。再製造又は白血球アフェレーシスの再実施を選択しない場合、その理由を原資料に記録し、CRFに記載する。

6. 臨床的に安定し、LD化学療法を受ける前に前治療の毒性から回復しており、骨髄機能がLD化学療法を受けるのに十分である被験者。LD化学療法の実施に関して何らかの懸念がある場合、担当医師からメディカルモニターに連絡することを推奨する。

7. 妊娠可能な女性(FCBP)では、以下の要件を満たすこと。

a. リンパ球枯渇(LD)化学療法の初回投与前7日以内に、治験実施医療機関の検査方法に従い、妊娠検査で陰性であることが担当医師により確認されている。これは、異性との性交渉を完全に控えている被験者にも適用される。

b. 異性との性交渉を完全に控える、又は有効な避妊法を常に使用することに同意し、遵守できる。避妊法は、スクリーニング時点から不適合lisocabtagene maraleucel投与の少なくとも12ヵ月後まで、効果の高い避妊法1種類を使用する。

c. 治験参加期間中及び不適合lisocabtagene maraleucel投与の少なくとも12ヵ月後まで、授乳を行わないことに同意できる。

d. lisocabtagene maraleucel投与後の避妊期間及び授乳を行わない期間については、推奨事項を提示するのに十分な曝露データが得られていない。投与後の避妊及び授乳について判断する際は担当医と相談すること。

8. 以下の要件を満たす男性患者。

a. 不適合lisocabtagene maraleucel投与の少なくとも12ヵ月後まで、異性との性交渉を完全に控える、又は妊婦若しくは妊娠可能な女性との性交渉の際に男性用コンドームを使用すること(精管切除を受けている場合を含む)に同意できる。

b. lisocabtagene maraleucel投与後の避妊期間については、推奨事項を提示するのに十分な曝露データが得られていない。投与後の避妊について判断する際は担当医と相談すること。

9. 不適合lisocabtagene maraleucel投与の少なくとも1年後まで、他者に対して血液、臓器、組織、精子又は精液、並びに卵子の提供を行わないことに同意できる患者。Lisocabtagene maraleucel投与後に組織提供を控えることについては、推奨事項を提示するのに十分な曝露データが得られていない。したがって、lisocabtagene maraleucelの投与を受ける被験者は、移植用の血液、器官、組織及び細胞を提供してはならない。


除外基準

1. 有効成分又は添加剤に対して過敏症のある患者。

2. 担当医師の判断で、LD化学療法に関連した有害事象のリスクが増大する、又は不適合lisocabtagene maraleucel投与の支障となる可能性のある重大な臨床状態の悪化を来した患者。

3. 治験責任医師の判断において、治験実施計画書を遵守して本EAP治験に参加することができないような重度の疾患、臨床検査値異常、又は精神疾患、社会的若しくは地理的条件を有する患者。

4. 治験責任医師の判断に基づき、本EAP治験に参加した場合、許容できないリスクにさらされると考えられる状態及び/又は臨床検査値異常を有する患者。

5. 妊婦若しくは授乳中の女性患者、又は治験期間中に妊娠する意図のある患者。

6. 悪性腫瘍の波及部位が中枢神経系(CNS)のみである患者(注意:続発性CNS病変を認める患者は本EAP治験に組入れ可能である)。

7. pre-treatment評価の時点で、活動性のB型肝炎、C型肝炎又はヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染が認められる患者。

8. 不適合lisocabtagene maraleucel投与の時点に、適切な抗生物質投与又はその他の治療にもかかわらず、真菌、細菌、ウイルス又はその他の病原体によるコントロールできない全身性感染症のある患者。

9. 急性又は慢性の移植片対宿主病(GVHD)のある患者。

10. 以下を使用している患者

a. 不適合lisocabtagene maraleucelの投与前72時間以内のコルチコステロイドの治療用量(プレドニゾン又は同換算で20mg/日超と定義)は禁止される。ただし、ステロイドの生理的補充用量、局所投与及び吸入投与は許容される。

b. 白血球アフェレーシスの実施後に病勢コントロール目的で投与される低用量の化学療法(ビンクリスチン、リツキシマブ、シクロホスファミド[300 mg/m^2以下]等)は、LD化学療法の実施7日前までに中止しなければならない。

c. LD化学療法の実施前1週以内のリンパ球毒性細胞傷害性化学療法薬とみなされていない細胞傷害性化学療法薬。ただし、経口化学療法薬(レナリドミド、イブルチニブ等)は、LD化学療法の実施時点から消失半減期の3倍以上の期間より前の投与であれば許容される。

d. 不適合lisocabtagene maraleucel投与前6週間以内のドナーリンパ球輸注

治験内容

研究のタイプ

企業治験介入研究


主要結果評価方法

【安全性】特定の有害事象(AE)及び臨床検査値異常の種類、発現頻度及び重症度;不適合lisocabtagene maraleucel投与日から3ヵ月後まで


第二結果評価方法

【有効性,全奏効割合(ORR)】「Lugano分類」を用い、不適合lisocabtagene maraleucelの投与から病勢進行、治験終了、他の抗癌療法の開始又は造血幹細胞移植(HSCT)までの最良治療効果(BOR)が完全奏効(CR)又は部分奏効(PR)の被験者の割合と定義する。;不適合lisocabtagene maraleucel投与日から3ヵ月後まで

【有効性,完全奏効(CR)割合】「Lugano分類」を用い、不適合lisocabtagene maraleucelの投与から病勢進行、治験終了、他の抗癌療法の開始、又はHSCTまでのBORがCRの被験者の割合と定義する。;不適合lisocabtagene maraleucel投与日から3ヵ月後まで

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報

実施責任組織

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社


住所

東京都新宿区西新宿6丁目5番1号