多発性骨髄腫患者を対象としたJNJ-68284528(ciltacabtagene autoleucel)販売用規格外(OOS)製品試験
目的
本研究の目的は、cilta - cel販売用規格外(OOS)の有効性と安全性を評価することである。
お問い合わせ情報
ヤンセンファーマ株式会社
DL-JANJP-JCO_TL_TSG_EMP@its.jnj.com
0120-183-275
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参加条件
男性・女性
選択基準
- 米国添付文書(USPI) 又は各国で承認されている添付文書に基づきcilta-cel の投与の対象である。 - USPI(又は各国で承認されている添付文書)に従い,重篤又は生命を脅かす多発性骨髄腫であり,かつ治験責任(分担)医師の判断で,再アフェレーシス,再製造,又はその他の骨髄腫治療が実施可能でないと判断される患者。 - 治験責任(分担)医師により全身健康状態及び臓器機能が十分であると評価され,かつcilta-cel 販売用規格外(OOS) 投与基準を満たす。 - リンパ球除去の投与基準を満たす。 - 妊娠可能な女性は,時及びシクロホスファミド及びフルダラビンの初回投与前に高感度な検査(β ヒト絨毛性ゴナドトロピン[β-hCG])を用いた検査)で,陰性である必要がある。
除外基準
治験内容
介入研究
全奏効率(ORR):スクリーニング期から治験終了まで(EOS)(最長4年):ORRは国際骨髄腫作業部会(IMWG)の治療効果判定規準に従ってPR以上を達成した被験者の割合として定義する。
投与後に発現した有害事象(TEAEs) が認められた被験者数:最長4年:投与後に発現した有害事象(TEAEs) は治験製品の初回投与以降に発現又は悪化したAEとして定義される。重症度別の投与後に発現した有害事象(TEAEs) が認められた被験者数:最長4年:TEAEs)は治験製品の初回投与以降に発現又は悪化したAEとして定義される。重症度の範囲はグレード 1 (軽度) からグレード 5 (死亡) まで。 グレード 1 = 軽度,グレード 2 = 中程度,グレード 3 = 重度,グレード 4 = 生命を脅かす,グレード 5 = AE による死亡。重篤な有害事象(SAEs)が認められた被験者数:最長4年:SAE とは次のいずれかに至るあらゆる好ましくない医療上のできごとをいう。 死亡,入院又は入院期間の延長,生命を脅かすもの(死の危険にさらされている),永続的又は顕著な障害/機能不能,先天異常/先天性欠損,医薬品を介する感染因子伝播の疑いがあるもの,医学的に重要なもの。特に注目すべき有害事象(AESI)が認められた被験者数:最長4年:AESIが認められた被験者数を報告する。サイトカイン放出症候群,神経毒性,遷延性及び再発性の血球減少症及び二次性悪性腫瘍はAESIとみなす。臨床的に意義のある臨床検査値異常が認められた被験者数:最長4年:臨床的に意義のある臨床検査値異常(血液生化学検査,血液学的検査,感染症検査,尿検査など)が認められた被験者数を報告する。臨床的に意義のあるバイタルサイン値の異常が認められた被験者数:最長4年:臨床的に意義のあるバイタルサイン(体温,脈拍数/心拍数,呼吸数,酸素飽和度及び血圧を含む)値の異常が認められた被験者数を報告する。臨床的に意義のある身体所見の異常所見が認められた被験者数:最長4年:臨床的に意義のある身体所見の異常所見が認められた被験者数を報告する。Partial Response(PR)率:最長4年:PR率はIMWG 治療効果判定規準に基づきPRを達成した患者の割合と定義する。Very good partial response(VGPR)率:最長4年:VGPR率はIMWG 治療効果判定規準に基づきVGPRを達成した患者の割合と定義する。complete response(CR)率:最長4年:CR率はIMWG 治療効果判定規準に基づきCRを達成した患者の割合と定義する。stringent complete response(sCR)率:最長4年:sCR率はIMWG 治療効果判定規準に基づきsCRを達成した患者の割合と定義する。臨床的有用率(CBR):最長4年:CBR (CBR=ORR[sCR+CR+VGPR+PR]+minimal response [MR])はIMWG 治療効果判定規準に基づきCBRを達成した患者の割合と定義する。奏効期間 (DOR):最長4年:DORは(PR 以上を達成した)奏効例において,IMWG 効果判定規準で初めて効果(PR 以上)が記録された日から,疾患進行のエビデンスが初めて記録された日までで算出する。無増悪生存期間(PFS):最長4年:PFSはcilta-cel out‐of‐specification(OOS) の初回投与日から,IMWG 効果判定規準で疾患進行が最初に記録された日,又は死亡(死因を問わない)日のいずれか早い方までの期間として定義する。全生存期間(OS):最長4年:OSはCilta-cel OOS 初回投与日から被験者の死亡日までの期間として評価する。被験者が生存している,あるいは生存状況が不明の場合,被験者の生存が最後に確認された日をもって打ち切りとする。微小残存病変(MRD):最長4年:MRD陰性率は以下のとおり定義する。CRを達成した被験者の割合MRD陰性状態。複製可能レンチウイルスの症例数:最長4年:複製可能レンチウイルスを保有する被験者の数を報告する。
利用する医薬品等
Lymphodepleting Therapy(Cyclophosphamide and Fludarabine)
販売名
シクロホスファミド⽔和物 フルダラビンリン酸エステル
組織情報
ヤンセンファーマ株式会社
東京都千代田区西神田3-5-2
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(36件)- ・抗CD38 モノクローナル抗体及びレナリドミドを含む1~3 ラインの前治療歴がある再発又は難治性多発性骨髄腫患者を対象に,teclistamab 単剤療法と,ポマリドミド,ボルテゾミブ及びデキサメタゾン(PVd)又はカルフィルゾミブ及びデキサメタゾン(Kd)併用療法を比較する第3 相ランダム化試験
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- ・再発性及び/又は難治性多発性骨髄腫(RRMM)を有する成人患者を対象としたポマリドミド・デキサメタゾン併用でのイサツキシマブの静脈内投与と皮下投与を比較検討するランダム化、第III相、非盲検試験