企業治験
治験のタイトル: 食道がんの進行が止まった患者さんを対象に、新しい治療法の効果を調べる国際的な試験(KUNLUN)
目的
治療
対象疾患
参加条件
この治験に参加するための条件は、18歳以上であること、食道扁平上皮癌であること、局所進行癌であること、手術ができないか手術を拒否している場合、根治的な化学放射線療法が適していること、評価可能な病変が1つ以上あること、PD-L1発現の解析に必要な腫瘍試料を提供できること、ECOG PSが0~1であること、十分な臓器機能及び骨髄機能を有すること、そして3か月以上生存が見込まれることです。一方、この治験に参加できない人は、小細胞食道癌、食道腺癌、またはその他の混合癌を有する人、食道扁平上皮癌に対する抗癌治療歴がある人、穿孔や大量出血のリスクが高い人、同種臓器移植歴がある人、現在または過去に自己免疫疾患や炎症性疾患を有する人、コントロール不良の併発疾患を有する人、別の原発性悪性腫瘍の既往歴がある人、結核、B型肝炎、C型肝炎、またはHIV感染症等の活動性の感染症を有する人、治験薬またはその添加剤に対して既知のアレルギーまたは過敏症を有する人です。
治験内容
この治験は、食道扁平上皮癌という病気を対象に行われています。治験のフェーズはフェーズ3で、これは治験が進んでいく中で、治療法の安全性や有効性を確認する段階の一つです。主要な評価方法は、RECISTという評価基準に従って、無増悪生存期間(PFS)を評価することです。この治験では、ランダム化された全ての患者とPD-L1高発現の腫瘍を有する患者を対象に、PFSから有効性を評価します。つまり、治療法が病気の進行を止めることができるかどうかを調べる治験です。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
RECIST 第1.1 版に従ってBICR によって評価された無増悪生存期間(PFS)(56か月まで)
ランダム化された全ての患者及びPD-L1 高発現の腫瘍を有する患者を対象にPFSから有効性を評価する。
第二結果評価方法
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
Durvalumab
販売名
イミフィンジ点滴静注120mg/イミフィンジ点滴静注500mg
実施組織
アストラゼネカ株式会社
大阪府大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪 タワーB
同じ対象疾患の治験
- 特定の進行性がんに対するABBV-400の効果と安全性を調べる、第一相の非盲検試験(M24-427)
- 食道がん手術後の治療比較試験:化学療法後に完全治癒できなかった場合に、治療なし、ニボルマブ療法、S-1療法の効果を比較する第III相試験
- PD-1/PD-L1阻害剤を用いた治療を受けた進行食道癌患者に対するMK-3475(ペムブロリズマブ)の効果を評価する研究(KEYMAKER-U06):サブ試験06B
- 表面に限局した食道がんの内視鏡治療における高周波凝固の効果についての研究
- PD-1/PD-L1阻害剤による治療歴のない進行食道癌患者を対象にした新薬の評価研究(KEYMAKER-U06):サブ試験06A
- 喫煙に関連する扁平上皮癌患者の治療における、Sapanisertibの有効性と安全性を評価する臨床試験(第II相、複数施設共同)。対象は、NFE2L2遺伝子変異を有する患者です。
お医者さまへ
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
治験を募集している方ですか?
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。