変形性膝関節症患者を対象としたNaPPSの有効性及び安全性を評価する第 II相試験
目的
変形性膝関節症患者における有効性の検討及び安全性を評価する
お問い合わせ情報
株式会社レクメド
urata@reqmed.co.jp
042-732-2207
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参加条件
男性・女性
選択基準
【仮登録時】1) A の分類基準により変形性膝関節症(以下、OA)と診断され、そのうち 二次性 OAを除く患者で、立位正面のX 線画像所見がK-L分類のgrade 2以上が評価対象膝又は両膝に認められる 2) 仮登録評価日(Visit1)1年以上前より評価対象膝においてOAによる疼痛が認められ、再生医療等製品を含めた薬物療法を実施しても疼痛が持続している3) WOMAC-A(痛み)スコア及び50-foot(15メートル) walk testスコアが評価対象膝でNRS 5以上9以下で、かつ非評価対象膝で3以下である ※WOMAC-Aスコア:セクションAの回答の平均点とする4) 評価対象膝に対し、所見の圧痛が4カ所(内側関節裂隙・外側関節裂隙・膝蓋大腿関節・膝窩部)のうち1カ所以上で「あり」が観察されている5) 会話が可能な患者(自分の症状を説明又は意思表示できる)6) 同意取得時年齢が40歳以上75歳未満7) 治験で計画されている全ての観察項目の実施が可能と見込まれ、且つ実施に同意した患者8) 治験責任(分担)医師の指示に従うことに同意した患者9) 治験の目的及び研究内容について理解し、副作用についても理解し、治験に参加することについて本人による文書同意が得られている患者10) 国内在住の日本人患者【本登録時】1) 投与前観察中、及び本登録時に実施したWOMAC-Aのスコアが、評価対象膝で NRS5以上9以下かつ非評価対象膝で3以下である患者2) 投与前観察中、及び本登録時に実施した評価対象膝のWOMAC-Aのスコアの変動が仮登録時のスコアに対して±20%以内に安定している患者3) 評価対象膝に対し、所見の圧痛が4カ所(内側関節裂隙・外側関節裂隙・膝蓋大腿関節・膝窩部)のうち1カ所以上で「あり」が観察されている患者
除外基準
【仮登録時】1) 以下のいずれかのを有する患者(1) を有する患者(胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化管出血、脳出血が疑われる患者)(2) 治験薬投与期間中に併用禁止薬の投与禁止によって、の治療上又は安全性に問題が発生する患者(3) 出血リスクの可能性がある循環器疾患(動脈瘤等)、血液疾患(減少症等)を有する患者(4) ヘパリン起因性減少症(heparin-induced thrombocytopenia、HIT)II型を有する患者(5) 重篤なアレルギー疾患や、重篤なを有する患者(6) ケロイド体質の患者(7) 黄斑症のを有する、又は疑いのある所見がある患者2) 以下のいずれかの既往を有する患者(1) ヘパリンやポリ硫酸ペントサンに対する薬剤過敏の既往がある患者(2) HIT II型の既往のある患者(3) 薬剤過敏症又は減少症の既往のある患者(4) 重篤な食物アレルギーの既往がある患者(5) 悪性腫瘍の既往(完全切除され、治療を要さない状態となってから転移又は再発を認めず、仮登録日時点で5年以上経過している場合を除く)3) >100 IU/L、>100 IU/L、APTT値が施設基準値上限を超えている患者4) 同意取得前6か月(24週)以内に外科手術を受けた、又は治験期間中に外科手術を予定している患者5) 同意取得前4か月(16週)以内に他の研究又は試験に参加した患者、若しくはヘパリンやポリ硫酸ペントサン製剤を使用していた患者6) 同意取得前1年以内に再生医療等製品の治療又は治験に参加した患者7) 同意取得前6か月(24週)以内に膝関節の多血小板血漿(PRP)療法を実施した患者8) 仮登録評価日(Visit1)前1か月(4週)以内に評価対象膝に対しヒアルロン酸の関節内投与、全身性又は評価対象膝に対する関節腔投与の副腎皮質ホルモン投与(評価対象膝以外に対する注射・外用、及び吸入・塗布等の局所使用を除く)を受けた患者9) 仮登録評価日(Visit1)前7日以内に非ステロイド性抗炎症薬(評価対象膝以外に対する外用を除く)、アセトアミノフェン(内服以外)、筋弛緩薬、麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬、疼痛の効能を有する薬剤、コンドロイチン製剤(眼科用を除く)の投与を受けている患者10) 仮登録評価日(Visit1)前2日以内にアセトアミノフェンを内服した患者11) 同意取得以後、ヒアルロン酸、グルコサミン、コンドロイチン、コラーゲンを含むサプリメントを服用した患者12) 評価対象膝側の下肢に骨折、外傷等による重大な機能障害を有する患者13) 体重が100㎏を超える患者14) アルコール依存症又は薬物依存症のある患者15) 妊娠中又は授乳中の患者。あるいは妊娠可能な患者で、治験期間中に妊娠を希望する患者又は適切な避妊(子宮内避妊器具、殺精子剤、パートナーによるコンドーム装着等)に同意いただけない患者(本登録時及び治験期間中の定められた時点において妊娠検査の実施を必須とする)16) 本試験の参加歴(観察期間のみの参加を含む)がある患者17) その他、治験責任(分担)医師が本試験の有効性評価に必要な調査票への回答や記入が困難、又は本試験を安全に実施するのに適切ではないと判断した患者【本登録時】1) 本登録前日までのAPTT試験で、施設基準値の上限を越えていた患者2) 本登録までに妊娠が判明した患者3) 本登録までに仮登録時の除外基準のいずれかに該当することが判明した患者
治験内容
介入研究
WOMAC-総合点患者自身が記入するアンケート形式を用いた評価。設問は以下の3セクションに分かれている。- セクションA:48時間以内の痛み- セクションB:こわばり- セクションC:日常行動の困難度3セクションの合計スコアがWOMAC-総合点となる。評価 対象膝におけるVisit3のWOMAC-総合点とVisit9及びVisit11 のWOMAC-総合点を比較し、その変化量及び 改善率 をプラセボ群と比較する。
利用する医薬品等
NaPPS
販売名
なし
組織情報
株式会社レクメド
東京都町田市森野1-7-23 大樹生命町田ビル
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