この治験の目的は、肺がんの手術後に化学療法を受けたり受けていない患者を対象に、新しい薬AZD9291の効果と安全性を調査することです。治験はプラセボ(偽薬)と比較して行われ、ステージIB-IIIA期非小細胞肺がん患者を対象に行われます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、ステージIB-IIIA期の非小細胞肺癌患者を対象として行われています。治験の目的は、新しい薬物であるAZD9291の有効性を評価することです。治験はフェーズ3で行われており、患者の病気が再発するまでの期間や生存率などが評価されます。また、患者の生活の質や薬物の血中濃度も調査されます。治験の結果は、患者の治療法の向上につながる可能性があります。
介入研究
DFSを指標として、AZD9291の有効性をプラセボとの比較により評価する。[投与期間:最初の患者が無作為割付けされてから最長5年(最長70カ月間)]
無作為割付け日から疾患再発日又は死亡日までの期間と定義する。
- 無病生存期間(DFS)は、2、3、5年とする[期間:最初の患者が無作為割付けされてから最長5年(最長70カ月の追跡調査)]。2年(%)、3年(%)及び5年(%)におけるDFS率を示す。 ]
2年後、3年後、5年後にそれぞれ無病生存期間が持続している患者の割合と定義し、主要評価項目DFSのKaplan Meierプロットから推定する。
- 全生存期間(OS)【期間:最初の患者が無作為割付けされてから最長7年(最長86カ月の追跡調査)】
無作為割付け日から死因を問わない死亡日までの期間と定義する。
- 2、3、5年時点の全生存率[期間:最初の患者が無作為割付けされてから最長7年(最長86カ月間の追跡調査)]2年(%)、3年(%)及び5年(%)のOS率を示す。 ]
OSのKaplan Meierプロットから推定した、それぞれ2、3、5年時点の生存率と定義する。
- SF-36v2健康調査によるHRQoL[期間:SF-36質問票により、ベースライン時、12週時、24週時、その後は治験の完了、疾患再発、又はその他の中止基準に該当するまで24週毎に、最長3年間測定する。]
ベースラインからの変化量は、予定されているベースライン後の各評価で領域及び要約尺度ごとに算出する。SF-36は、身体機能(PF)、役割の限界 – 身体機能(RP)、活力(VT)、全身健康知覚(GH)、身体痛(BP)、社会機能(SF)、役割の限界 – 感情的(RE)、精神的健康(MH)の8つの領域と、2つの要約スコア:身体機能の要約(PCS)および精神の要約(MCS)。各尺度の最終スコアは0~100で、高い方が健康状態が良好であることを示す。
- AZD9291の血漿中濃度[投与期間:96週間(約24カ月)まで投与前、0.5~1.5時間及び2~4時間後に採取]
AZD9291の血漿中濃度から求めた薬物動態曝露量パラメータ
- AZ5104代謝物の血漿中濃度【期間:投与日からWeek 96(約24カ月)】
AZ5104代謝物の血漿中濃度から求めた薬物動態曝露パラメータ
- AZ7550代謝物の血漿中濃度【投与期間:投与日からWeek 96(約24カ月)】
AZ7550代謝物の血漿中濃度から求めた薬物動態曝露パラメータ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
AZD9291 80mg/40mg
アストラゼネカ株式会社
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