この治験は、6歳から17歳までの子供の片頭痛患者を対象に、ラスミジタンの安全性と効果を確認するために行われます。治験期間は最大20週間で、最大4回の来院が必要です。
この治験に参加できる人は、6歳以上17歳以下で男女どちらでもいい人です。参加するには、過去に片頭痛の経験があり、最近2ヶ月間に2回から8回ほど中程度から重度の片頭痛があった人が対象です。また、治療をしても改善されなかった人や、錠剤を飲むことができる人、体重が15kg以上の人が参加できます。ただし、妊娠中や授乳中の人、急性で重篤な病気がある人、自殺リスクが高いと判断された人は参加できません。
この治験は、片頭痛の治療薬の研究です。治験のフェーズはフェーズ2で、治験のタイプは介入研究です。治験の主な目的は、高用量服用2時間後に頭痛が消失する被験者の割合を調べることです。また、中用量や低用量でも同様の効果があるか、年齢や症状の程度によっても効果があるかどうかを調べます。さらに、服用後の副作用や、治療薬の飲み込みやすさなども評価します。治験に参加することで、新しい治療薬の開発に貢献できます。
介入研究
有効性
高用量服用2時間後に頭痛消失を認めた被験者の割合
有効性
・中用量服用2時間後に頭痛消失を認めた被験者の割合
・低用量服用2時間後に頭痛消失を認めた被験者の割合
・服用2時間後に頭痛消失を認めた年齢別の部分集団における被験者の割合
・服用2時間後に頭痛改善を認めた被験者の割合
・服用2時間後にMBS(最も煩わしい症状)が消失した被験者の割合
・服用2時間後に悪心が消失した被験者の割合
・服用2時間後に光過敏が消失した被験者の割合
・服用2時間後に音過敏が消失した被験者の割合
・服用24時間後に頭痛消失が持続していた被験者の割合
・服用48時間後に頭痛消失が持続していた被験者の割合
・服用後24時間以内に片頭痛治療薬を追加した被験者の割合
・服用後48時間以内に片頭痛治療薬を追加した被験者の割合
・服用2時間後に日常生活への支障の程度が0(支障なし)、1(軽度の支障)、2(大きな支障)、又は3(多大な支障)であったの被験者の割合
・服用24時間後に「非常に飲み込みやすい」「飲み込みやすい」「飲み込みやすくも飲み込みにくくもない」「飲み込みにくい」「非常に飲み込みにくい」と評価した被験者の割合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ラスミジタンコハク酸、プラセボ
日本イーライリリー株式会社
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