医師主導治験

パーキンソン病治療のためのiPS細胞移植におけるタクロリムスの安全性と効果に関する研究

治験詳細画面

目的


要約:医師主導の治験で、パーキンソン病治療に使われる細胞移植において、タクロリムスの安全性と効果を調査する。

対象疾患


パーキンソン病

参加条件


募集終了

男性・女性

50歳以上

70歳以下

選択基準

既存の薬物治療では症状のコントロールが十分に得られていない方
同意取得時の年齢が50歳以上70歳未満の方
パーキンソン病の罹病期間が5年以上である方
本治験参加について、方本人から文書による同意が得られている方。ただし、方本人の病状により書字困難な場合には、本人から口頭同意を得た後、立会人による署名も可とする方
「MDSパーキンソン病(PD)の臨床診断基準(2015年)に準じて、パーキンソン病(臨床的確定例または臨床的ほぼ確実例)と診断されている方
ヒトiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞を移植予定の方
オンとオフの状態を有する方(MDS-UPDRS Part Ⅲ及び症状日誌の評価より確認する)
オフ時のHoehn&Yahr重症度分類がStageⅢ以上の方
オン時のHoehn&Yahr重症度分類がStageⅢ以下の方
抗パーキンソン病薬休薬時のL-dopa反応性が30%以上の方
DATスキャンにおいて、基底核領域でパーキンソン病に特徴的な低下パターンを認める方
登録前7日以内の臨床検査にて、以下の臓器機能を有する方 ①好中球:2,000/μl以上 ②血小板:5.0×10^4/μl以上 ③AST、ALT:施設基準上限値の3.0倍以下 ④総ビリルビン:施設基準上限値の1.5倍以下 ⑤eGFR ≧60 mL/min/1.73㎡ eGFR(mL/min/1.73m2)=194×Cr^-1.094×年齢^-0.287(女性の場合:0.739をかける)

除外基準

頭部MRIにおいて、症候性の器質的病変が認められる方
免疫機能異常がある方
認知症もしくは認知症のリスクが高いと判断される方
出血傾向もしくは凝固機能異常がある方
HBs抗原陽性の方、HBs抗体若しくはHBc抗体陽性でHBV-DNAが検出されている方
抗HIV抗体陽性である方
抗HTLV-1抗体陽性である方
C型肝炎、梅毒(STS・TPHA)などの活動性の感染症がある方
治験薬(タクロリムス)・併用薬剤(レボドパ・カルビドパ・MRI造影剤等)に対し禁忌である方
治験薬(タクロリムス)・併用薬剤(レボドパ・カルビドパ・MRI造影剤等)並びにその含有成分に対する過敏症を有する方
治験製品の製造に使用される成分(ゲンタシン、ウシ由来成分、ブタ由来成分)に重篤なアレルギーを有する方
過去にヒトiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞の移植を受けたことがある方
以下のいずれかの合併症を有する方 ・悪性新生物 ・てんかん ・精神疾患(鬱病、双極性障害、統合失調症など) ・その他、重篤な合併症(脳血管障害、心疾患、慢性呼吸器疾患、コントロール不良の高血圧及び糖尿病など)
以下のいずれかの既往を有する方 ・悪性新生物 ・てんかん ・脳出血 ・精神疾患(鬱病、双極性障害、統合失調症など) ・淡蒼球手術、視床手術、脳深部刺激手術
その他、治験責任医師または治験分担医師が本治験を安全に実施するのに不適当と判断した方
頭部MRIにおいて、症候性の器質的病変が認められる方
免疫機能異常がある方
認知症もしくは認知症のリスクが高いと判断される方
出血傾向もしくは凝固機能異常がある方
HBs抗原陽性の方、HBs抗体若しくはHBc抗体陽性でHBV-DNAが検出されている方
抗HIV抗体陽性である方
抗HTLV-1抗体陽性である方
C型肝炎、梅毒(STS・TPHA)などの活動性の感染症がある方
治験薬(タクロリムス)・併用薬剤(レボドパ・カルビドパ・MRI造影剤等)に対し禁忌である方
治験薬(タクロリムス)・併用薬剤(レボドパ・カルビドパ・MRI造影剤等)並びにその含有成分に対する過敏症を有する方
治験製品の製造に使用される成分(ゲンタシン、ウシ由来成分、ブタ由来成分)に重篤なアレルギーを有する方
過去にヒトiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞の移植を受けたことがある方
以下のいずれかの合併症を有する方 ・悪性新生物 ・てんかん ・精神疾患(鬱病、双極性障害、統合失調症など) ・その他、重篤な合併症(脳血管障害、心疾患、慢性呼吸器疾患、コントロール不良の高血圧及び糖尿病など)
以下のいずれかの既往を有する方 ・悪性新生物 ・てんかん ・脳出血 ・精神疾患(鬱病、双極性障害、統合失調症など) ・淡蒼球手術、視床手術、脳深部刺激手術
その他、治験責任医師または治験分担医師が本治験を安全に実施するのに不適当と判断した方

治験内容


この治験は、パーキンソン病を対象としたフェーズ3の介入研究です。治験の主な目的は、移植後12週と12ヵ月の間に累積的に拒絶反応を抑制する効果を評価することです。また、移植後12ヵ月と24ヵ月の間に細胞の生着率や患者の生存率も評価します。安全性評価では、有害事象の発現頻度や程度、臨床検査値を調査します。さらに、血中濃度評価では、タクロリムスという薬物の血中濃度の推移も調査します。治験の結果は、新しい治療法の開発や患者の生活の質の向上につながる可能性があります。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

タクロリムス水和物、Fluorodopa(18F)、alovudine、GEH120714(18F)、carbidopa

販売名

タクロリムス錠0.5mg「トーワ」、タクロリムス錠1mg「トーワ」、タクロリムス錠3mg「トーワ」、LODOSYN 25MG TAB(米国)

実施組織


京都大学医学部附属病院

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

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