この治験は、変形性膝関節症の治療法を開発するために行われます。既に細胞移植治療が行われていますが、細胞の機能低下が問題となっています。この治験では、新しい容器を使って細胞凝集塊を作り、患者に移植することで、治療効果と安全性を検証することが目的です。
男性・女性
20歳以上
上限なし
この治験は、変形性膝関節症の治療方法を研究するために行われます。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1になります。治験の主な目的は、S-ADSCs移植の有効性を評価することです。疼痛評価やMRI画像評価を通じて、S-ADSCs移植が痛みや関節の損傷を改善するかどうかを調べます。治験の第二の目的は、S-ADSCs移植後の安全性を評価することです。有害事象の発生率や重症度を調べます。また、WOMAC評価を通じて、S-ADSCs移植の有効性を再度評価します。治験に参加する患者さんは、治験の目的や方法について詳しく説明を受けた上で、自己判断で参加を決めます。
介入研究
S-ADSCs移植の有効性評価として、VASの聴取による疼痛評価及びKOOS評価、MRI画像評価を実施する。VAS及びKOOSの評価は登録時及びS-ADSCs移植後4週目、12週目、26週目に実施する。MRI検査は登録時並びに26週目に実施する。MRIの撮影条件はPDとT2スターMERGEなどの通常撮影及びT2マッピングの2種類とする。評価はMRI osteoarthritis knee score(MOAKS)としてBone marrow lesion、軟骨欠損、骨棘、滑膜炎、関節水腫を評価すると共に、T2マッピングによる軟骨評価を行う。
①S-ADSCs移植後26週の安全性
有害事象発現割合有害事象について、それぞれCTCAE v5.0-JCOGによる細胞移植後の最悪Gradeの頻度を求める。
②S-ADSCs移植後26週の有効性
S-ADSCs移植の有効性評価として、WOMACを実施する。WOMACの評価は登録時及びS-ADSCs移植後4週目、12週目、26週目に実施する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
利用する薬品情報はありません
医療法人再生会そばじまクリニック
大阪府東大阪市荒本北2-2-6クリニックコート東野1F,2F,3F
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。