この治験は、再発した直腸癌患者に対して、通常の手術と化学療法に加えて、手術前に放射線治療を行う方法が有効かどうかを調べるものです。
この治験に参加するための条件は、20歳以上80歳以下で、男性でも女性でも参加できます。参加するためには、直腸癌と診断されていることが必要です。また、治療後に再発している場合でも、特定の条件を満たしている場合に限り参加できます。参加する前に、患者本人が文書で同意する必要があります。ただし、活動性の重複がんを有する場合や、全身的治療を要する感染症を有する場合など、いくつかの条件を満たさない場合は参加できません。
この治験は、直腸がんが再発した人を対象に行われます。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3になります。主な評価方法は、再発しない期間を測定する「無局所再発生存期間」です。また、全生存期間や再発しない期間の割合、手術後の組織学的な割合なども評価されます。治療による副作用や、手術後の生活の質についても調べられます。
介入研究
無局所再発生存期間
全生存期間、無再発生存期間、局所再発割合、遠隔再発割合、術後の組織学的なR0切除割合、術前CRTの奏効割合(B群のみ)、組織学的完全奏効(pCR)割合(B群のみ)、プロトコール治療完遂(全治療)割合、有害事象(有害反応)発生割合、術後QOL(TOI-PFC)
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
フルオロウラシル(5-FU)、レボホリナートカルシウム(l-LV)、カペシタビン、オキサリプラチン(L-OHP)
5-FU注250mg等、アイソボリン点滴静注用25mg等、ゼローダ錠300等、エルプラット点滴静注液50mg等
国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
千葉県柏市柏の葉6-5-1
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