慢性心不全患者において、新しい治療法であるイバブラジンの効果と安全性を調べるために、標準治療+イバブラジン群と標準治療群を比較し、運動耐容能や有害事象の発現について調べる。治療前後の最高酸素摂取量(peak VO2)の変化量を測定する。
この治験に参加できる人は、20歳以上で、心不全の治療にβ遮断薬を含む標準薬物治療を受けても、心臓の機能がⅡ~Ⅲ度で、左室駆出率が40%以下で、安静時の心拍数が75回/分以上の慢性心不全患者です。ただし、先天性心疾患、重度弁膜症、活動性心筋炎、過去8週間以内に心筋梗塞を発症した人、心房又は心室ペーシング率が40%/24時間を超える人、持続性心房細動あるいは心房粗動の人、高度の低血圧の人は参加できません。
この治験は、心不全という病気を対象にした研究で、治療法の効果を調べるために行われます。治験のタイプは「介入研究」で、治療法を試すグループと、偽薬を試すグループに分かれて行われます。主要な評価方法は、心肺運動負荷試験(CPX)における最高酸素摂取量(peak VO2)の変化を12週間で比較することです。また、CPXによるpeak VO2の経時的な変化も調べます(0週、12週、24週)。治験の目的は、心不全の治療法を改善することで、患者さんの生活の質を向上させることです。
介入研究
心肺運動負荷試験(CPX)における、最高酸素摂取量(peak VO2)の0週と12週目の変化量
CPXによるpeak VO2の経時的変化量(0週、12週、24週)
情報なし:
イバブラジン塩酸塩
コララン錠
東京慈恵会医科大学附属病院
東京都港区西新橋3-25-8
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