この治験は、薬物療法が効かない双極性うつ病に対して、反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)を行い、その有効性と安全性を検証するものです。主要評価項目はモンゴメリーアスバーグうつ病評価尺度(MADRS)で、偽刺激を対照比較します。また、介入後4週間と6か月間の後観察期間にて、抑うつエピソード、軽躁病エピソード、躁病エピソードが出現するまでの期間を評価します。
男性・女性
20歳以上
75歳以下
この治験は、双極性障害という病気に対して、新しい治療法を試すものです。治験のフェーズは2で、治験のタイプは介入研究です。主な評価方法は、治療期間中のMADRSという検査の得点の変化を調べることです。また、治療期間後も、治療の効果が持続するかどうかや、再発率なども調べます。治験の安全性についても評価します。治験に参加する人には、頭痛や筋収縮などの副作用が起こる可能性があります。また、希死念慮の有無も評価します。
介入研究
MADRSの急性期治療期間の0wkと4wkにおける総得点の変化量
急性期治療期間の4wk(観察期間の0wk)時点から観察期間中の反応維持率、寛解維持率、rTMS後の再燃・再発率や再燃・再発までの期間
MADRS、HAMD17、PHQ-9、CGI、YMRS、EQ-5D、BACS、THINC-itの急性期治療期間および観察期間中の得点の変化
安全性評価項目
有害事象
頭痛、刺激部位の疼痛、刺激部位の不快感、筋収縮、躁病・軽躁病エピソード、けいれん発作の有無(いずれかの刺激実施毎に評価)
希死念慮の有無(HAMD17の自殺に関する項目)およびYMRS(急性期治療期間中および観察期間中、継続的に評価)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院
東京都小平市小川東町4-1-1
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