この治験は、肝細胞癌患者のうち、特定の条件を満たす人々を対象に、不可逆電気穿孔法(IRE)の治療効果を評価するものです。条件としては、腫瘍が3個以下で、それぞれの大きさが3cm以内、または腫瘍径が5㎝以内で、かつ肝機能がChild-Pugh score 9点以下(class AとB)であることが必要です。
この治験に参加できる人は、20歳以上の男性・女性で、肝細胞癌と診断されている人です。ただし、腫瘍の大きさや数による条件があります。また、肝切除やRFAができない人、肝機能や全身状態が一定の範囲内であること、主要臓器の機能が保たれていることが必要です。さらに、治験に参加することに同意している人が対象です。一方、活動性の重複癌や心臓病、穿刺経路が確保できない人、精神病を合併している人、妊娠中の人などは参加できません。担当医師が不適当と判断した場合も参加できません。
この治験は、肝細胞癌の治療方法を研究するもので、介入研究と呼ばれる方法で行われます。治療後12か月における肝細胞癌の完全奏効率を主要な評価方法としています。また、全生存期間や再発生存期間、治療後1年、2年、3年後の肝機能、再発形式、再発時の肝機能、重篤な有害事象発現率なども評価します。これらの評価結果によって、より効果的な治療方法を見つけることが目的です。
介入研究
治療後12か月における肝細胞癌の完全奏効(CR)率
全生存期間,無再発生存期間,治療1年,2年,3年後肝機能,再発形式,再発時の肝機能,重篤な有害事象発現率
情報なし:
利用する薬品情報はありません
東京医科大学病院
東京都新宿区西新宿6-7-1
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