非侵襲血糖値測定の検証
目的
糖尿病患者における生体データを侵襲式による血糖値測定および中赤外分光方式の非侵襲血糖値センサによる生体スペクトルの2方式で測定し、両者の比較を行うためのデータを取得する。侵襲式による血糖値測定は、採血による測定、指先への穿刺で少量の血液による測定を行うSMBG(Self Monitoring Blood Glucose)、機器の装着により間質液での測定を連続的に行うCGM(Continuous Glucose Monitoring)、の3つを示す。また、取得データを解析しAIモデルを構築することで非侵襲測定データから血糖値を推定し、その推定精度についても検討する。
お問い合わせ情報
東京慈恵会医科大学附属病院
takaakipno@jikei.ac.jp
03-3433-1111
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性・女性
選択基準
以下の選択基準を全て満たす入院患者を対象とし、且つ本人から同意を得られた者。1)最低5回の採血と試験機器による血糖値測定のデータ取得が可能な患者2)年齢:同意取得時の年齢が18歳以上の患者3)性別:問わない4)本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた患者5)SMBGの機器(10分毎に最大15回のデータ取得が可能なSMBG)を所持、もしくはCGMの機器(FreestyleLibre)を装着している患者(測定Bのみ)
除外基準
以下の除外基準に 一つでも該当する者は対象から除外する。1)血糖値の変化により速やかに処置が必要とされる患者2)研究責任(分担)医師が本研究への参加が不適当と判断した患者
治験内容
介入研究
静脈血の血糖値と、試験機器から推定した血糖値の差異
静脈血の血糖値もしくはSMBG、CGMの測定値の変化幅と、非侵襲機器から推定した血糖値の変化幅の差異、および非侵襲機器から推定した血糖値の測定成功件数/測定件数
利用する医薬品等
販売名
組織情報
東京慈恵会医科大学附属病院
東京都港区西新橋3-19-18