この治験は、炭酸アパタイトとBovine boneという2つの骨移植材を使用して、リッジプリザベーションという手術について評価するものです。リッジプリザベーションは、歯を抜いた後に骨の欠損が生じた場合に、骨を再生する手術です。この治験では、2つの骨移植材の効果を比較し、より効果的な手術方法を見つけることを目的としています。
男性・女性
40歳以上
80歳以下
この治験は、歯が1本欠けている人を対象に、2種類の骨移植材を使って治療効果を調べる研究です。治療前と治療後に、放射線を使って歯槽骨の変化を評価し、顎堤面積や新生骨の形成率などを調べます。また、インプラント体を埋め込む際の骨質や、骨移植部の体積変化も評価します。治験の結果は、治療方法の改善に役立てられることが期待されています。
介入研究
2種類(サイトランスグラニュールとバイオオス)の骨移植材による水平的・垂直的骨量変化(mm)の放射線学的(CBCT)評価
ARP施行直後およびARP施行6か月後に行ったX線CT画像データから医用画像解析ソフトMaterialise Mimics Innovation Suite(materialise, Belgium)を用いて,歯槽骨の水平的骨幅径・垂直的骨高径(mm)のそれぞれを計測し,変化量および変化率(%)を算出する:放射線学的評価
1) 顎堤変化の評価
光学印象から得られたデータを基に,抜歯前,ARP施行直後,3か月後および6か月後の顎堤面積(mm3)の変化量および変化率(%)を算出する:形態学的
2) 骨組織採取による病理組織学的評価
インプラント埋入時にφ1.7mmのトレフィンバーにて骨組織を採取し,Villanueva Goldner染色にて骨移植材の残留率および新生骨の形成率を算出する:病理組織学的
3) ARP後のCT値の変化
ARP施行直後とARP施行6か月後の骨移植部のCT値を計測する:放射線学的評価
4)埋入トルク値による骨質の評価
インプラント体を埋入した際に埋入トルク値を計測する:骨質評価
5) 体積変化量の放射線学的評価
ARP施行直後およびARP施行6か月後に行ったX線CT画像データから医用画像解析ソフトMaterialise Mimics Innovation Suite(materialise, Belgium)を用いて骨移植部の 歯槽骨全体の体積(mm3)を計測し,体積変化量および変化率を算出する:放射線学的評価
情報なし:
利用する薬品情報はありません
昭和大学歯科病院
東京都大田区北千束2-1-1
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