この治験は、進行した食道がんの患者に対して、手術前にDOS療法を行うことが安全で効果的かどうかを調べるものです。
この治験に参加できる人は、20歳以上79歳以下で、男性でも女性でも構いません。ただし、胸部食道癌の病期がII、III、IVaで、食道扁平上皮癌、腺扁平上皮癌、類基底細胞癌のいずれかで診断されている人で、臨床的壁深達度がT4ではない人が対象です。また、同意書に署名して、本試験に参加することに同意している人、骨髄や臓器の機能が正常な人、ECOGが0~1の人が対象です。一方、過去3年以内に癌治療を受けた人、活動性の感染症がある人、精神病または精神症状がある人、副腎皮質ステロイド剤を継続的に全身投与している人、ドセタキセル、S-1、またはオキサリプラチンに過敏症がある人、繰り返し輸血を必要とする消化管新鮮出血がある人、または医師が本試験に不適当と判断した人は参加できません。
この治験は、食道癌の治療方法を研究するものです。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2という段階に進んでいます。主な評価方法は「組織学的奏効割合」というもので、治療が効果的であるかどうかを調べます。また、全生存期間や再発しない期間、手術が成功した割合なども評価します。治療によって副作用が起こる可能性もあるため、有害事象の発生割合も調べます。
介入研究
組織学的奏効割合
全生存期間、R0切除例における無再発生存期間、R0切除割合、奏効割合(RECIST v1.0)、手術までの治療完遂割合、有害事象発生割合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ドセタキセル オキサリプラチン S-1
ドセタキセル点滴静注「EE」 エルプラット点滴静注液 エスワンタイホウ配合OD錠
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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