特定臨床研究
脳卒中後の麻痺性浮腫に対する磁気刺激の効果を調べる試験
AI 要約前の題名
磁気刺激を用いた脳卒中後の麻痺性浮腫に対する効果の検討 -ランダム化比較試験-

目的
この研究は、脳卒中後に手の麻痺性浮腫を治療するために磁気刺激を使用する方法が効果的かどうかをランダム化比較試験で調べることを目的としています。
AI 要約前の目標
本研究の目的は、脳卒中後の手の麻痺性浮腫に対する磁気刺激を用いた治療法が有効であるかをランダム化比較試験により検証すること
参加条件
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。ただし、脳卒中を発症してから90日以内で、麻痺側の手に腫れがある人で、全身の状態が安定していて、治験について十分に説明を受けて理解して同意書にサインできる人が対象です。ただし、全身の状態が不安定な人、ペースメーカーを持っている人、磁性体を体内に持っている人、3週間以内に退院予定のある人、妊娠している人は参加できません。また、研究責任医師や研究分担医師が不適切と判断した人も参加できません。
AI 要約前の参加条件
性別
男性・女性
年齢
20歳以上上限なし
選択基準
藤田医科大学病院または国立長寿医療研究センターのリハビリテーション科に入院している20 歳以上の患者のうち、下記1、2 の両方を満たす患者
1.脳卒中の発症後90日以内であり、麻痺側の手に麻痺性浮腫を認めるもの
2.全身状態が安定しており、本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後に、十分な理解の上に本人または代諾者からの自由意思による文書同意が得られた患者
除外基準
1.全身状態が不安定である患者、ペースメーカを有する方、刺激部位に近接する部位に取り外しのできない磁性体を有する方、3週間以内に退院を予定している方、妊娠している方
2.研究責任医師、研究分担医師が不適切と判断した方
治験内容
この治験は、脳卒中の患者さんを対象にして行われます。治験のタイプは「介入研究」で、フェーズ2という段階にあります。治験の目的は、手の浮腫(手が腫れること)の改善について調べることです。評価方法は、治験に参加する前と治験後3週間後に手の浮腫の変化を測定します。また、手指関節の可動域や筋力、疼痛なども評価します。治験に参加する患者さんには、新しい治療法を試してもらいます。
AI 要約前の参加条件
介入研究
主要結果評価方法
介入前(評価T0)と介入3週後(評価T1)の手の浮腫(容積値)の変化量
第二結果評価方法
手の浮腫(容積値)、手指関節の自動・他動関節可動域、麻痺側上肢運動機能、筋力(握力・つまみ力)、疼痛
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
組織情報
実施責任組織
藤田医科大学病院
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
お問い合わせ情報
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