この治験は、パーキンソン病患者の歩行不安定症を改善するために、特別な装置を使ったリハビリテーションの効果を調べるものです。具体的には、装置を使った短期間のリハビリテーションが歩行改善にどのような効果があるかを調べます。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性または女性であることです。また、パーキンソン病の診断基準に合致し、病気の重症度がStageⅢで、治療薬の種類や用量が同意前4週間変更されておらず、治験中にも変更される予定がない方が対象です。さらに、ウエアリング・オフ現象がなく、全身状態が安定しており、立位・歩行訓練が可能で、介助なしに起立着座や10m以上の歩行ができる方が条件となります。また、治験に参加することに同意し、身体サイズがHALの装着に適している方、そして、約21日間のリハビリテーション入院が可能な方が条件となります。ただし、医師が不適切と判断した方、身体の変形や皮膚疾患がある方、妊娠中の方、認知機能検査の結果が23点以下の方、または研究責任医師や研究分担医師が不適切と判断した方は、参加できません。
この治験は、パーキンソン病という病気を対象にしています。治験のタイプは「介入研究」と呼ばれ、新しい治療法や薬を試すことを目的としています。主要な評価方法は、2分間歩行距離を測定することです。また、10m歩行時間や歩行速度、歩行率、歩幅、四肢筋力、SPPB、ADL(FIM)、UPRDS(PartⅢ)、E-SAS、GSES、姿勢、体軸の傾き、Timed Up & Go Test(TUG)など、様々な評価方法があります。これらの評価方法を使って、治療法や薬の効果を調べることが目的です。
介入研究
2分間歩行距離
・10m歩行時間
・歩行速度
・歩行率
・歩幅
・四肢筋力
・SPPB
・ADL(FIM)
・UPRDS(PartⅢ)
・E-SAS
・GSES
・姿勢、体軸の傾き
・Timed Up & Go Test(TUG)
情報なし:
利用する薬品情報はありません
神戸市立医療センター中央市民病院
兵庫県神戸市中央区港島南町2-2
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