この治験の目的は、低線量X線動画像を使って呼吸機能検査の代替方法を探ることと、COPD診断のための低線量X線動画像のパラメータを探ることです。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、島根大学医学部附属病院に入院中または通院中のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者や、呼吸機能異常以外の理由で入院中または通院中の患者、人間ドック受診者、病院職員健診受診者、学生などが対象です。健常なボランティアの場合は、20歳以上で、立っている状態や寝ている状態で、努力呼吸、安静呼吸、息止めができる人で、治験について十分に説明を受け、文書による同意が得られている人が対象です。COPD患者の場合は、健常なボランティアと同じ条件に加えて、呼吸器内科医によってCOPDと診断された人が対象です。ただし、認知症などで呼吸指示が理解できない人、胸部の手術や放射線照射治療を受けた人、COPD以外の呼吸機能異常のために呼吸器内科に通院または入院中の人、妊娠中、妊娠の可能性がある、授乳中の人、埋め込み型ペースメーカーや除細動器を挿入されている人、研究責任医師または研究分担医師が不適当と判断した人は参加できません。
この治験は、慢性閉塞性肺疾患という病気について研究するものです。治験のタイプは「介入研究」と呼ばれ、新しい治療法を試すことが目的です。治験の主な目的は、X線動画像や呼吸機能検査などを使って、患者さんの病気の状態を評価することです。また、息切れの度合いを測るスケールや、症状の重さを評価するCATというものとの関係も調べます。治験の結果は、患者さんの病気の状態をより正確に評価するために役立つことが期待されています。
介入研究
1.健常例におけるX線動画像から算出された動態画像パラメータとスパイロメトリで得られた呼吸機能検査結果との相関関係。
2.COPDのステージ毎(GOLD分類)及び非COPDのROC解析によるAUC(Area Under the Curve)。
動態パラメータとmMRC息切れスケール及びCATとの相関関係
情報なし:
利用する薬品情報はありません
島根大学医学部附属病院
島根県出雲市 塩冶町89-1
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。